ゴールドコーストマラソン大会リポート その1:大会直前インタビュー谷川真理選手

今年で33回目を迎えるゴールドコーストエアポートマラソン大会が、6月30日土曜日、7月1日日曜日にゴールドコーストで開催されました。


6月29日金曜日に、出場選手の合同記者会見が開かれました。その模様をお届けします。また、今回このマラソン大会に参加される、マラソンランナーの谷川真理さんにインタビューしました。今回の大会についての気持ちや、走ることについてのアドバイスを語っていただきました。また、市民ランナーの星として近年目覚しい活躍をされている川内優輝選手にも、今回の大会に懸ける想いを語っていただいています。

(6月29日金曜日 ゴールドコーストマラソン大会合同記者会見)

各国の名だたるランナーの方々が参加した今回のゴールドコーストマラソン大会。6月29日金曜日、ゴールドコーストのコンベンションセンターで出場選手の記者会見が開かれました。メディアからも注目を浴びている選手の方々、また招待された選手の方々が壇上に上がられ、ゼッケンを手渡されました。日本からは、谷川真理選手、川内優輝選手、また吉田香織選手や扇まどか選手等、有名なランナーの方々も参加。

(マラソンランナー谷川真理さんインタビュー)

1992年にゴールドコーストマラソン大会で優勝された谷川真理選手。現在も、マラソンランナーとして、日本国内外さまざまな大会に参加。またご自身も大会を主催されています。昨年はこの大会のハーフマラソンに参加されましたが、今回はフルマラソンで参加されるということで、その心境また走ることについてのアドバイスを聞いてきました。

4EB:昨年はハーフマラソンに参加されましたが、今年はフルマラソンに参加されるということで、1992年の同大会でも優勝されましたが、何か気持ちの変化等ありますか?

谷川選手:特に気持ちの変化はありませんが、去年と一昨年ハーフマラソンを走らせていただいて、今年は2012年ということで、20年前に優勝して以来、またここゴールドコーストのフルマラソンに挑戦しようと思いまして。20年前に優勝した感覚思い出しながら、その風を感じながら、みんなと一緒に走りたいなと思いまして、フルマラソンに挑戦しようと思いました。



4EB:日本でもランニングブームですが、たくさんの人がランニングを楽しんでいますが、日本、またほかの諸外国と比べて、ゴールドコーストの魅力とは何でしょうか?

谷川選手:ゴールドコーストの海の風、やっぱり日本で海沿いを走ると塩の香りや磯の香りがしますが、ここは普通にさわやかなそういう香りは全く無く、空がぬけていて、ビーチも40キロ・50キロと長いビーチがあり。朝から半パンツ、半そでで寒い中沢山の方々が走られていて、走りたいなとそういう気分にさせられる、そういう雰囲気の所です。

4EB:走られる途中は、風景を楽しむ余裕はありますか?

谷川選手:意外と無いんですが、でも時折海が見えてきたり、首を横に向けて風景を見るのはきつかったりするので、正面に見えてくる風景や斜め前に見える山等の風景にはわくわくします。そいうのを見ると頑張ろうと思うし、違う国で走っているという実感が湧きます。

4EB:ランニングブームではありますが、「なかなか長続きできない」、「どうやったら楽しく走れるのか」と疑問に思っている人も多いと思います。長続きでき、楽しく走るコツを教えてください。

谷川選手:一番は例えば、何ヵ月後かのゴールドコーストマラソンを目指そう、という自分の目標があると継続しやすいですね。やらなきゃいけない、という強制概念とかそいうことではなくて、自分が走っている時はペースにもよりますが、きつい時間も結構あります。でも自分の気持ちの持ち方だと思うんです。一日24時間って、24時間ずっと走り続けるわけではないので。一日の30分でも、60分でも、継続することが大切です。走るのは慣れなので、いかにその時間を使うかによって、その走りがもっと自分の体のなかで、どういう風にして走れば楽になるのかということで、だんだん走りも体に身に付いてくると思うんですね。なのであきらめずに目標をもって継続することが大切です。あとは一緒に走る仲間、週に一回でもクラブチームのみんなと走るのも楽しいと思います。

4EB:今多くの市民ランナーが日本国内初め、国外でも大会に参加しています。大会参加に際して、また国外で走る際の注意点などありますか?

谷川選手:気温の変化があるので、防寒着が大切です。体を冷やさないように、体調を崩さないようにするためにも、体を温めておくことが大切です。現地に行って、レースの前は見慣れないような食事はしないことをお勧めします。胃腸の強い人でしたらいいのですが、初の海外のレースとなると胃腸も、たとえばここゴールドコーストは時差がほとんどありませんので楽なんですが、例えばホノルルマラソンになると時差があるので、その時差調整が厳しかったりします。そうなると胃腸も敏感になりますので、なま物にあたりやすくなったりするんです。なのでなま物もレース後に楽しんだほうがいいのではないかと思います。

4EB:「沢山の仲間と走る喜びを知ってもらいたい」というコメントが谷川さんのホームページに掲載されていましたが、谷川さんにとっての走る喜びとは何でしょうか?

谷川選手:走り終わった後に喜びが沸いてくるもので、レース中は意外と苦しかったりします。でも、それがあればあるほど、逆にゴールの達成感はひとしおです。ゴールした後にきつかったけど頑張ってよかった、またレースの後に開放された喜びの中で皆と食事を楽しむこともできます。レース中きついのは皆一緒です。自分の自己ベスト記録を狙うなどの時はやはりきついです。ですが、そのきつい時間はずっと続く訳ではないですし、必ずゴールはやってきて。足を前に動かしていればゴールは確実に近づきますので、そこをいかにあきらめないで走りきるかというのがフルマラソンの醍醐味だと思います。自分のなかでいろいろ格闘しながら。

ここで止まれば体も楽になるんだけど、「もうちょっとがんばろうよ、皆も頑張っているだから。皆もきついところ一緒に頑張っているの頑張ろうよ。」そこですかね。きついけれども自分の好きなことに挑戦できることはとても生きていると実感することですし、きついけれども幸せなことですよね。この世の中にはいろんな背景の方々が沢山いらっしゃるので、そう思うと自分は確実に後30分以内にゴールしたらシャワーを浴びて、それなりのものができると思ったら、じゃあ頑張ろうよ、という気持ちになれると思います。

4EB:オーストラリアのファンに向けて一言お願いします。

谷川選手:オーストラリアのシドニーのシティ・トゥ・サーフマラソンが私の初海外レースだったんですが、色々な思い出のあるオーストラリアはおいしいワインにオージービーフ。食も楽しめますし、自然豊かな所で、人も優しいし、のんびりできるところだなと思います。

4EB:またぜひきてください

谷川選手:はい、是非またここでみんなとぜひ一緒に走りたいと思います。

※今回のゴールドコーストマラソン大会の模様は7月4日朝7時アナログ放送にて放送されました。

(ゴールドコーストマラソン大会リポート:4EBFM Japan Mai)


カテゴリー: インタビュー

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