VIVARTA “0.5EP” オーストラリアツアー インタビュー

京都出身の日本人3ピースバンドVIVARTA(ヴィヴァルタ)。2007年に結成後、2009年よりオーストラリアツアーを開始。今年で3回目のツアーでは初めてゴールドコーストのサーファーズパラダイスでライブを行った彼ら。サンスクリット語で「仮想現実」を意味するVIVARTAの奏でる音楽について、また今回のイベントに掛ける想いについて語ってくれた。

VIVARTAの皆さん

VIVARTAの皆さん



4EB:まずは、それぞれの自己紹介をお願いします。

ギターとボーカルを担当している朝倉直浩(あさくらなおひろ)です。
ベース担当の朝間祐輔(あさまゆうすけ)です。
ドラム担当の村主一明(すぐりかずあき)です。

4EB:皆さんの出身、バンド結成のきっかけ、またバンド名の由来について教えてください。またどういう曲を作られてこられたのですか?

村主一明(※以下、村主):現在、僕たちは京都在住ですが、出身はバラバラなんですよ。
朝倉直浩(※以下、朝倉):僕とドラムの村主は、三重県出身で、ベースの朝間は和歌山。元々、僕と村主は地元の友人で、村主は京都の大学に通っていたのですが、一緒にバンドをしようということになりまして。三重県は田舎なので、都会の京都の方がいいのではないか、ということで僕が京都に出てきました。村主と朝間は大学が一緒で、それで3人が集まったという訳です。

朝倉:バンド名の由来は、日本人だから日本語とか英語のバンド名は多いでしょうが、僕たちは違う言語がいいなと思って、その中で選んだのが、サンスクリット語で、その中からサウンドがよかったので、VIVARTA(ヴィヴァルタ=仮想現実)という言葉を選びました。

4EB:VIVARTA=仮想現実という、想像を掻き立てるようなバンド名ですが、今までどんな曲を発表されましたか?

朝倉:今回のアルバムの前に、「Unconscious」というミニアルバムを発売して、その時はギターのサウンドが歪む、ディストーション、オーバードライブを多用したロック調のテイストだったのですが、バンドを続けるにつれて、そのサウンドがどんどん変化したんですね。今回のアルバムではほとんど歪んでいないギターのサウンドに変化して。今回のアルバムでその変化を表現しようと思って、「0.5EP」という新しいアルバムをつくりました。

4EB:この「0.5EP」というニューアルバムのタイトル名の由来について教えてください。

朝倉:ものすごく簡単なんですが、「Unconscious」というアルバムが、自分達の出発点=ゼロ、とするならば、きっと「0.5EP」はまだ1にならない、0.5で、きっと次に出るアルバムが自分達の1になりそうな時期だったので、今回、通過点という意味を込めて「0.5EP」というタイトルを付けました。

4EB:今回の「0.5EP」はどの様なイメージで制作されましたか?

朝倉:「Unconscious」が出たのが3年前で、年を重ねるにつれて、聞く音楽も変わったんですね。音楽って自分の中から出てくるものなので、年を重ねれば音も変わってきて。その変化が楽曲にも影響してきました。前々からそういう傾向もあったのですが、今回のオーストラリアツアーに際して、一気にその新たなステップに踏み出そうと決意して、今までとは違うVIVARTAをこのCDに反映させました。

Surfers Paradiseでのライブの模様1

Surfers Paradiseでのライブの模様1



4EB:オーストラリアツアーは今年で3回目ですが、7月からシドニー公演をスタートして、メルボルンそしてここゴールドコーストのサーファズパラダイス公演が最終日ということですが。今回のライブを巡ってみて、何か変化、新たな発見等ありましたか?

朝倉:毎度ながら、なかなか素直には運んでくれないというか、でもライブは凄く楽しくやれています。

4EB:1度目、2度目のツアーもオーストラリアのメディアから大絶賛されたということですが、日本と比べてオーストラリア人の反応の違い等ありますか?

朝倉:単純に1年目は旅行の延長上のような気分で最初はいたのですが、どんどんライブが決まり、オーストラリアでの反響が日本よりも大きくて、じゃあ次の年も、今回も来ようということになって。反応がいいのが嬉しいですね。

村主:今年のツアーではお客さんの中に、「もう3年連続観てる」「何回もVIVARTAを観てる」「待ってたよ」と言ってくれるお客さんが何人もいて。そういうお客さんに会うと、凄く嬉しいです。何回も来てよかったと思います。

朝間:音楽に対する反応が日本人は素直じゃない、というか周りの目を気にしてなかなか自分の世界に浸ってライブを楽しむことが出来ないのですが、オーストラリアのお客さんは、人の目を気にせずに、ライブをしていても踊ったり、一人でも前に来たり、そういう光景は日本ではあまりない光景だと思うので、凄く新鮮でした。

4EB:オーストラリアはパブ等も魅力の一つだと思いますが、オーストラリアで好きな場所、忘れられない場所等ありますか?

村主:日本のライブハウスではあまりお酒が出るイメージはありませんが、オーストラリアの人はとても沢山お酒を飲むので、みんな仕事が終わって、飲みに来て、そこでバンドも演奏していて、その雰囲気を楽しんで帰るという流れが出来ていて。ライブハウスが窮屈な場所ではなくて、ストレスを発散させたり、友人と楽しく話したり、音楽を楽しんだり、そういう場所になっているのかなと思います。そういう所が日本とは大きく異なりますね。

4EB:今回は東日本大震災のチャリティーイベントということで、チケットの収益金を寄付されるということですが、今回の公演はどういうお気持ちですか?

村主:昨年、東日本大震災が起こった時に、丁度バンドで集まっていて、テレビで流れる震災の様子に非常に衝撃を受けました。当時、ライブハウスも電力を使うし、ライブを自粛した方がいいのではないかという風潮がミュージシャンの間でも流れていました。僕らは、その時にライブをしなければと強く思ったんですよ。音楽って、パワーがあり力があると思うので。僕たちは演奏するのが楽しくて、人の前で自分の作った曲を演奏するのが好きなんですけれども、それでもし何か誰かを楽しませたり、チャリティーに関わって貢献することが出来ればいいなと思いました。今回の公演の収益金が寄付されることは、僕たちも嬉しく思います。

4EB:7月13日のゴールドコースト、サーファーズパラダイスの公演では地元のバンド、ZELITA、DAZE、Slow Riotsと共演されますが。

村主:同世代のオーストラリアの地元のバンドがどんな音楽しているのかとても気になりますね。どんな音楽が流行しているのかも気になりますし、日本とは音楽シーンが異なると思いますし、演奏していて伝えたいこととか注意していることも違うと思うので、その部分を参考にしたいですね。また、友人になれたらいいですね。

4EB:オーストラリアのファンへ一言。

朝倉:是非「0.5EB」すごくいい仕上がりになっていますので、ライブに来ることができない方はVIVARTAのホームページhttp://vivarta.web.fc2.comを見ていただけたらと思います。来年、またオースとアリアに来ますので、その時はライブに来てください!

Surfers Paradiseでのライブの模様

Surfers Paradiseでのライブ


7月20日金曜日にデジタル放送で流したVIVARTAの曲「scenery」と「each and all」が収録されているニューアルバム「0.5EP」のサイン入りCDを抽選で5名の方に、プレゼント!!!応募方法はメールにて、氏名、住所、電話番号を記入の上、4ebjapan@gmail.comまでふるってご応募ください!

※オーストラリア国内のみ応募可能。

(取材/文章/写真:4EB FM Mai Hashizume)

カテゴリー: インタビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*